http://pingoo.jp/ping/ https://ping.blogmura.com/xmlrpc/51od0k9c7z5f/ http://blogcircle.jp/ping/rcv/49051 アンティーク家具に宿る女の怪 | うめぶろ【10分で感情をゆさぶるお話】
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うめぶろ【10分で感情をゆさぶるお話】
ちょっぴりほっこりするお話や、背中が涼しくなるホラー話、他にも私の日常をお話しします★お話はわたしの音声でも聞けますので、ラヂオ感覚でおたのしみください★わたしの怪談は自由に使用していただいてOKですが、【三月 小梅 (みつき こうめ)】と一言入れておいてください


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アンティーク家具に宿る女の怪
怪談のカンペです👻
このまま呼んでいただければ大丈夫です🤗
話し出し1
怪談話ということで、ぜひ灯りを消して、静かなところでお聞きください。
こういう話をしていると、この世ならざるものが寄ってくるといいます。
お暑いところ、恐縮ですが窓を閉めて、もし、もっとゾワゾワしたければ、窓は開けたままでお楽しみください。
話し出し2
身だしなみ…皆さん、気にしますよね?     
出かける前、会社、プライベート、     
今日はそんな身だしなみにまつわるお話です。
怪談話
とある所にAさんという女性が住んでました。    
明るめの茶髪でショートボブの快活そうな女性で歳は30歳。
会社に務めているいわゆるOLさん。
Aさん、アンティーク好きでよくそういうショップ巡りをしていた 。
この日も、Aさん、ショップ巡りをしていたそうです。   
いつもは適当にお店を見て回り、気になった物を買うって感じでしたが、この日は鏡台を買うと決めていたそうです。
これまで使っていたものが、かなり傷んできたので買い替えたかったんだとか。 
何件かお店を回ったところで、
   
 あ、これかわいい
Aさん、お目当ての鏡台をみつけた。
鏡の周りが木彫りで装飾がされていて、鏡にくすみもなく、引き出しが4段。
試しに引き出しを開けてみると、とくに引っかかることも無かった。
Aさんは一目で気にいり、その、鏡台を購入することにした。
購入の手続きをした後、大きいものなのでお店に配送してもらうことにした。
 
次の土曜日
ピンポーん        
はーい
玄関のドアを空けるとお店の方が鏡台を運んできていた  
aさんはアパートで一人暮らしをしている    
お店の方に鏡台を部屋の中に運び込んでもらい、セッティングしてもらった
普通、大きな家具だとばらした状態で運び込んで、その場で組み立てるといった感じですが、アンティークの家具なので
そのままの状態で搬入されました。      
セッティングして、鏡の状態や引き出しをお店の方と確認する   
引き出しを一番下から順番に開けていく。     
上から開けていくと下の段を開けるときに一回一回占めなければならなくなるので、下から上に向かって開けていきます
4段目、一番の上の引き出しを開けたときに     
あれ??
引き出しの奥から1っ本のブラシが出てきた。
そのブラシもかなり古そうですが、持ち手の部分とうに装飾があり、すごく立派なものに見えました。
お店の方も
あれ?こんなのあったかな?
と困惑していました。       
でも、そのあと、
Aさん、いつもおせわになってるから、もしよかったらサービスするよ  
けど、誰のかわからないし、衛生的に気になるなら・・
しかしaさん、アンティーク好きということもあり、多少の使用感は気にしない性格で
そのブラシもキレイに手入れすればいいだろうと、そのブラシももらうことにしました。
お店の方が帰られた後、ブラシをきれいにして、さっそく鏡台に向かい、髪をといてみました。
椅子の高さ、鏡の大きさ、そしてブラシのとおり、どれもaさんの満足いくもので、Aさん
いい買い物したな~
と思ったそうです。
ただ、         
ぞぞぞ         
なんだか背筋がぞわっと、気味の悪い肌寒さを感じたそうです。
その日はなんだかんだで、もう夕方、     
普段通り晩御飯を食べ、お風呂に入り就寝したそうです。
次の日、日曜日だったこともあり、普段より遅く目覚めたAさん   
鏡台に向かいブラシで髪をとかし終えて
あれ??
ブラシに抜けた髪の毛がついている。
明るい茶色に混ざって黒く長い髪が数本     
普通なら気づかないが、明るい中に濃い色なので目立ったそうです。  
ただその時は、
そろそろ髪、染め直さなきゃな~
くらいにしか思わなかったそうです。     
次の日も、その次の日も髪をとくと黒く長い髪がブラシに残っている  
4日目の朝、        
Aさん、おかしなことに気づきました。     
いつもブラシに残っている黒髪、それまで自分の髪だと思い気にしてませんでしたが、
これ、わたしのじゃない
Aさんが髪を解く前からブラシに残っていたんです。    
それに気づいたとき、       
ふっと視線を感じました
え??
とっさに目線を上げると       
一瞬、鏡の中、自分の後ろの女性が立っているように見えた 。
が、ほんの一瞬のことで
あれ?
ただ、その日から部屋にいるとちょくちょく誰かに見られている感覚があった 。
ほんの一瞬だったが、鏡の中の女性がわたしをみているんだろう。
あの一件以来、Aさんはそのブラシを使うのをやめた。    
そして、鏡台を買ったショップに元の持ち主を調べてもらっていた。  
それから2週間        
1週間たつ頃には、人間不思議なもので見られている感覚にも慣れていた。 
特に何かされるわけでおなかったので。
ただ、2週間たつ頃、Aさん、夜、いつも通り眠りについたが、2時間くらいたったころ
ん??         
なんだか息苦しくなって目が覚めた      
部屋の電気は消えているため、あたりの様子は見えないが誰か人の気配がする 
え?え?
Aさん、がたがたがた震えながら気配の先に目をやり、じーっと見ている  
少しずつ目が慣れてきて、暗闇の中、かすかに輪郭が見えてきた。  
ああああ        
そこには依然、一瞬だったが鏡に映っていた黒髪ロングの女性。  
鏡台の前で、あのブラシで髪を解いている     
ガタガタ震えながらみていると、女性は手を止め、ゆっくりこちらを振り返った 
その時に感じた視線・・・いつも感じてたあの視線だ    
aさん、そのまま気を失って眠ってしまったそうだ。    
朝起きると、aさんのスマホにラインが届いていた    
鏡台を買ったお店から、元の持ち主について書かれていた。
結論から言うと、その鏡台の持ち主は裕福な家の女性だったそうです。  
とある企業の役員の奥さんだったそうですが、自殺されてたそうです。  
旦那さん、浮気をされてたらしく、それが原因で自殺されたそうです。  
最初は帰ってこない旦那さんを待ちながら、鏡台で髪をといていたんでしょう。 
それがいつのころからか、浮気をしている旦那さんを憎みながら髪を説いていた 
そんな思い、念がブラシと鏡台に詰まっていたんだと思います。
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